平成30年度優秀映画鑑賞推進事業
- 平成31年1月19日(土) 上映開始10:30「羅生門」
- 平成31年1月19日(土) 上映開始14:00「天国と地獄」
- 平成31年1月20日(日) 上映開始10:30「酔いどれ天使」
- 平成31年1月20日(日) 上映開始14:00「わが青春に悔なし」
作品情報
1948年 東宝 98分 白黒 スタンダード モノラル
脚本 植草圭之助
脚本・監督 黒澤明
出演者 志村喬 三船敏郎 山本礼三郎
戦時中、『姿三四郎』(1943)で鮮烈なデビューを果たした黒澤明監督は、戦後も『わが青春に悔いなし』(1946)や『素晴らしき日曜日』(1947)の成功で、日本映画の若きエース的存在となった。「キネマ旬報」ベストワンに輝いた黒澤の7作目にあたるこの作品は、闇市のヤクザと飲んだくれの貧乏医者との、不思議な友情と葛藤を描いたもので、強烈な個性を持つ若者とその観察者の設定や荒々しい映像表現の顕著さという点で、以後の黒澤映画のスタイルを決定づけたものと言える。前年に、谷口千吉監督の『銀嶺の果て』(黒澤脚本)でデビューしたばかりの三船敏郎が黒澤に初めて起用され、野生味あふれるその個性をいかんなく発揮し、以後の黒澤作品に欠かせぬ存在となったことは周知の通り。また、映像と音との対位法的表現(雑踏の中の<カッコー・ワルツ>の使用やギター曲<人殺しの歌>など)を試みた黒澤にとって、この作品から参加した音楽家早坂文雄との出会いも幸運であった。
公演情報
日程 | 2019年1月20日(日) |
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会場 | 大ホール |
時間 | 開場10:00 上映開始10:30 終了予定12:10 |
料金 | 9月22日(土)チケット一般発売 【全席自由・税込】1作品につき500円 |
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主催・後援 | 【主 催】こまつ芸術劇場うらら・小松市/文化庁/国立映画アーカイブ 【特別協賛】 【協 力】株式会社オーエムシー |
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