1988年 94分 角川春樹事務所
脚本・監督 菅原比呂志
出演 宮沢りえ、五十嵐美穂、安孫子里香 ほか
解説
宗田理の同名小説の映画化。厳しい校則に縛られ、窮屈な学校生活を強いられている中学生。今朝も遅刻しそうな生徒が走って登校していく。校門の前には教師が立って服装検査だ。朝礼では校長が長々と教訓話を続けている。これでは不満はたまるばかりだ。無断の持ち物検査に怒った1年生の男子グループがついに無断欠席、廃工場に立てこもった。差し入れに訪れた女生徒も参加し、ほとんどキャンプのような雰囲気のなかで、教師と親に対する反抗が始まった。テレビCMで人気を集めた、宮沢りえの映画デビュー作である。戦車が走り機動隊が出動する大騒動も、打ち上げられる花火のような幻かもしれないと暗示する場面が印象に残る。監督の菅原比呂志はカリフォルニア州立大学で映画製作と演出を学んだ後、角川映画の助監督、プロデューサーを経てこの作品で監督デビューした。
公演情報
日程 | 2018年1月14日(日) |
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会場 | 大ホール |
時間 | 開場13:30 上映開始14:00 終了予定15:35 |
料金 | 【全席自由・税込】500円(1作品につき) |
チケット購入 |
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主催・後援 | 【主 催】こまつ芸術劇場うらら・小松市/文化庁/東京国立近代美術館フィルムセンター 【特別協賛】 【協 力】株式会社オーエムシー |
お問い合わせ | こまつ芸術劇場うらら
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